私は30歳でハゲ始めてから2年半の間にシャンプーを変えたり、頭皮マッサージ、育毛商材、地元の皮膚科でプロペシアなどを試しました。
しかし、自分の望むフサフサにはなれず、それどころか髪が薄くなっているところを隠せなくなり髪がセットしづらくなってきました。
自分がハゲていることを人に知られたくない気持ちがまだ強かった時期です。
今思えば無理もない、この時はまだ32歳ですので世間的には若ハゲに認定されてしまいます。
40代にもなると周りもさすがに少しづつ髪が減ってきて仕方ないという感じにはなります。
しかし32歳でハゲてくると
「なんで?」「んっ?ハゲてる?若いのに・・」
という世間からの好奇心の目にさらされます。 それを笑いのネタにできる余裕は以前の私にはありませんでしたね。
TVのバラエティー番組で「おまえハゲちらかっとるやないか!!」というフレーズが妙に頭から離れませんでした。
それならせめて潔くちらからないようにだけしようと思い坊主頭にしました。
最初は12ミリです。 この長さでもまだあまり目立たないハゲ具合でした。 しかしこれがさらにハゲてくると12ミリではハゲが目立つようになり9ミリ、6ミリ、最後は3ミリまで短くしたことがありました。
「ああ、このままではスキンヘッドになるかも・・」と心配する日々でした。
さて、当時私は工場で働いていて多くの従業員がヘルメットを被っていました。
そして夏は非常に暑いので休憩時間には顔と頭まで水をかぶりたいため坊主頭にしている人も多くいて私の坊主頭は目立たなかったのには助かりました。
ただ、他の人と坊主頭にした理由は全く違い、私は単にハゲ隠しのためです。
髪の毛あるのに坊主頭にする他の従業員を見ると「髪の毛あるならその髪の毛くれよ!」と心底思いました。
ここからの9年間はずっと坊主頭で旅行などの写真を見るといつも帽子を被ってます。
元アイドルグループの〇○くんがあるTV番組でタキシードを着て出演した大きな式典ですら絶対にニット帽を被っていたのを見て非常に気持ちはわかりましたね。
ハゲ始めてから2年半、結局32歳で坊主頭にした私ですが発毛を諦めたわけではありません。
情報を探しながら色々と試すことになっていきますがこの話はまた【ハゲからフサフサ経過編④】でお伝えしていきます。